Photoboothの液晶画面修理

 社畜工業として初めての仕事はアメリカから取り寄せたという都内のカフェに設置されているPhotobooth(プリクラのようなもの)の液晶画面。


 撮った写真をその場で確認のために表示するのだそうです。それが故障して困っているという依頼を受けました。
 とりあえずお預かりして、ドライバー基盤とインバータは異常がありませんでしたので液晶画面自体の交換が必要と判断しましたが、すでに生産終了している部品だったため国内では手に入りませんでした。

左が輸入した新古品、右が故障したもの

 仕方がないのでネットをうろついて中国に新古品があることを見つけ輸入しました。今までの経験で無事に到着する確立は9割ちょっとなので心配していましたが、無事に到着。液晶画面の交換だけで無事に直りました。

仮組みして映りました

筐体も組んで完成

 結局、全部バラして構造を見たのですが、「これなら自分で全部作れるな」という構造だったので、もし次に壊滅的な壊れ方をしていても社畜重工製の液晶ユニットを製造できると思います。

 しかし、アメリカ製ということもあって、全体的に作りがアメリカン(おおざっぱ)だなと思いました。
インバータ基盤を絶縁している透明なシートの形がぐちゃぐちゃ

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